コンサートなどの音響というのは、実は特別なエンジニアがいます。PAエンジニアとは、電気音響設備を用いて公衆伝達を行う技術者になります。音響設備の操作もそうなのですがシステムにすることもやりますし、音響設備の施工、メンテナンスまで行う、かなり幅広い音響に関するすべてを行うことになります。国内もそうですし、国外で活躍する人もいます。コンサート会場などは当然ではありますが、音響を適当にやって上手くいくわけもないです。ですから、しっかりと専門家に任せる、ということになります。基本的に大きい音が必要になるのがコンサートになりますが大きすぎるとハウリングが起きますし、音が割れることになります。そんな初歩的なことは普通に簡単に配慮できるのですが、その上で考えることがキャパシティです。その会場の音のキャパシティを考えて適度なものにする必要性があります。当然、微調整の繰り返し、ということになるのがこの分野の特徴でもあります。